次に柱を作ります。
床・天井を非表示にして柱のオブジェクトを新規作成。
基本図形「P」→立方体を選択→詳細設定→x=100 Y=340 Z=100→作成
オブジェクトメニュー→位置あわせで下部頂点Y0にします
底面は要らないのでデータ軽量化の為、面を消しておきます。
右ドラッグでカメラを動かし、削除「D」でカーソルの形が変わるので
底の面をクリックすると面が削除できます。
ナイフ「K」で変形できるように上部2箇所を切断します。
「接続面を連続切断」で周回切断するか、
もしくは「普通のナイフで面の切断」を選択し、
「前」がオフになっている状態でShiftを押しながら水平にドラッグします。
範囲選択「R」で上部を選択し、
操作パネルの拡大/縮小全方向のアイコンで適度に拡大します
範囲選択「R」で再上部を選択し、選択部処理→頂点の位置を揃える Y=340
下部はバランスを見て範囲選択→操作パネルY軸移動で調整します
基本図形「P」→立方体を選択→詳細設定→X=80 Y=560 Z=80→作成
Dキーで下部を抜く 移動「V」Y=620
ナイフ「K」下から3/1ぐらいのところを切断。
範囲選択「R」で選択し、選択部処理→頂点の位置を揃える Y=530
Shiftを押しながらオブジェクトパネルのオブジェクト名をクリックすると
柱全体が選択されるので、
その状態で移動「V」 X=ー320 Z=375
オブジェクトパネルをダブルクリックして設定画面を出し、
ミラーリングは「左右を分離した鏡面」X軸とZ軸を適用軸にします
オブジェクトメニュー→曲面・ミラーのフリーズを選択、
ミラーにチェックが入っているか確認してフリーズしましょう。
柱が出来ました。
次に壁を作ります。新規オブジェクト作成
基本図形「P」→立方体を選択→詳細設定→X=45 Y=190 Z=750
位置あわせ。最小の位置Y=0
「F1」側面表示 「前」オン状態でナイフ切断
切断位置の頂点をY=140の所で揃える
切断により出来た上部の面を選択して、押出し「Ctrl+E」X方向40押し出し
オブジェクトパネルをShiftクリックで壁を全て選択
移動「V」X=-330 Y=340
2階部分の壁を作ります。
基本図形「P」→立方体を選択→詳細設定→X=100 Y=60 Z=750
移動「V」X=-295 Y=870
ミラー設定:X軸→フリーズ
これで1ブロックの大まかなボリュームができました
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細かく作りこんでからの修正は大変なので
一度MMD上での見え方を確認します。
現状で一度保存してから、テスト用の別名保存データを作って下さい
「F1」側面ビュー、「前」オフで範囲選択「R」左側の柱を選択します
選択部処理→面を新規オブジェクトへ
手前の柱が別オブジェクトに分割されています。
分割した柱オブジェクトを非表示/編集ロック
他のオブジェクトを表示/編集可の状態にします
オブジェクトパネルの他メニュー→可視オブジェクトを一つに合成します
オブジェクトパネルの複製→個数=4 移動量Z=-750
非表示にしていた柱を表示させましょう。これで確認用モデル完成です
MMDで確認します。
別名保存でファイル形式「Direct3D Retained Mode(*.x)」を選択
適当な名前をつけて保存します。
Exportのダイアログは今回は特にいじらずにそのまま保存して下さい
UV・スムージング外してもOK
MMDを起動して、先ほど出来たxファイルと標準のミクさんを呼び出しましょう。
背景黒化した方が床が見やすいかも
資料の写真と見比べて見えがかりのバランスをチェックします。
あとは元データを微調整した後、細部を作りこんでいきましょう。
建物は躯体ボリュームをしっかり確認してから
詳細部の作りこみやテクスチャを貼り込む方が
省力になりますし、データ量も少なく・美しくなります。
数値を拾った後のここまでのモデリング作業は
慣れた方なら1時間かからないのではないでしょうか?
商業施設等はあまり資料が無いと思いますが
歴史的な建造物は簡単な平面図や高さ情報が
パンフレットに載っている事も多いのでそちらも参考にしつつ
モデリングすると精度があがりますよ♪